朝マイソールのすすめとちょっと自分語り
先日マイソールクラスに通い始めてアシュタンガヨガをはじめた生徒さんから
「朝早起きするようになって生活パターンが変わって調子がよくなった」
との嬉しい報告をもらいました。
ヨガの練習をはじめて良い方向に変わっていくことは色々あるけれど、夜型の人が朝マイソールに通いはじめて感じる一番大きな変化はまずそこかなーと思ってます。
体がほんの少し柔軟になったり、筋量がちょっとだけ増えても、そこまで大きな変化を感じることはないかもしれませんが、夜型人間が朝方の生活にシフトした時の衝撃は、これは実際試してもらわないとうまく伝えられないと思います。
生活習慣を変えてヨガをすることで、体や心が少しづつ変わりはじめて、いずれ人生に変化が訪れるというこの流れは、継続的にヨガを練習している人だったら大なり小なりきっと経験している出来事。
「いきなり人生とか言われてもなんか重いし困る」
という人も、とりあえずは体調が今より良くなったら嬉しいですよね。それも立派な変化です。
肩こりや腰痛がある人は、それらが改善されるだけでも今までとは違う毎日をエンジョイできるかもしれませんし、練習を継続していくうちに、食事にも意識が向いてより健康的な食生活を心がけるようになるかもしれません。
ヨガの聖典などにも興味が湧いて練習以外の普段の行いを見直すようになり、より良い人間関係が築けるようにかもしれませんね。
ともあれ共通していることは、まずはアーサナの練習を継続して健康的な暮らしを送れるようにすることが大事ということです。
練習を継続するために、ビギナーの方はまずできるだけスタジオに来るようにしてください。少し手間でもスタジオで他の練習生や先生と一緒に練習した方が、普通は集中して練習できるからです。スタジオへ来れない場合はオンラインでも良いので是非クラスに参加してください。
アシュタンガヨガ信州ではヨガがほぼ初めて、アシュタンガヨガ未経験、普段ぜんぜん運動をしていなかった、という人もここで一から練習をはじめています。
アシュタンガヨガは敷居が高いと感じている人も大丈夫。スタジオへ来る勇気さえ出してくれれば、できるだけスムーズに練習をはじめられるようにサポートします。
夏は体が開きやすいので変化を実感しやすい良い季節。ぜひこのタイミングでアシュタンガヨガをはじめましょう!
なお、以下は余談なのですが、僕の仕事遍歴と生活パターンのダイジェスト。完全自分語りモードなのでお暇な人だけお付き合いください。
僕は学生時代はもちろん、就職してからもずーっと夜型の生活でそれが当然だと思って生きていました。大学を出て初めて正社員として勤めた会社では、自社で運営するポータルサイトの構築、運営、ライティング等のコンテンツ制作を上司と同僚のデザイナーのほぼ三人体制で行っていたため、残業代が基本給を余裕で上回るというブラックっぷり。基本終電で帰って3時過ぎに寝れたらいいかなーという日々でした(一年もたずに退職)。
その後、紆余曲折を経て転職したオーディオメーカーの営業職をしていた頃は、平日は帰宅後深夜までDTMで楽曲の制作をしていたためやっぱり寝るのは3時を過ぎてから(この仕事は7年くらい続いた)。
アシュタンガヨガをはじめてアシスタントをしていた頃は、ゲーム会社勤めだったので遅めスタートのフルタイムで働いて帰宅が9時頃。そこからご飯を食べて資格の勉強(二回受験して断念した通訳案内士とTOEIC)をして12時から1時頃就寝。4時半起床で6時練習スタートというスケジュール。
で、いずれの時期も当時は問題を感じていなかったのですが、今思うことは、「よく考えるとずーっと体調悪かったなー」ということです。
腰痛い。いつもだるい。寝起き最悪。食欲もあるんだかないんだかわかんない。ちょいちょい風邪引く。でもまぁどうにかなってるからいいかみたいな感じで。
なんかもう、体調良くないのがデフォルトだからわかんなくなっちゃうんでしょうね。きっと。
アシュタンガをはじめてからも就寝遅めの頃は思えば体調イマイチで、変わったのは早寝をするようになってからだと思います。
今は朝2時に起きて準備をしてスタジオへ行き4時前後に練習スタート。6時〜10時が指導時間で午後は夕方までバイト+帰宅後は育児を少々、とまぁまぁデスマーチなのですが心身はともにいたって健康。目標は7時就寝なのですがそううまくはいかず、大体もう少し遅くなるのですが22時就寝は死守しています。
生まれつき人は朝方と夜型に分かれるから無理してもしょうがない、というような話も聞きますが、こんな感じの今までの経験から、よく話題になる22時から2時の間の睡眠が肝なのかな、と僕は思ってます。
睡眠時間自体は今も昔も短いのでやっぱり大切なのは睡眠をとるタイミング。僕の体調が一番左右されるのはそこかなー。
ということで、長々と「寝ないで頑張る俺すげー」自慢みたいになってしまいましたが笑 言いたいことは「上述したコアタイムの睡眠さえ取れてればきっと大丈夫だからどうにか早起きして練習に来てください」ということです。
まずはやってみて、ダメだったらまた別の方法を考える。やる前から諦めるのはもってのほか。そんなアシュタンガ的思考でいきましょう!(ちなみに夜勤の人は夜勤明けマイソールという荒技もあります)
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