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6月の第2,4土曜日に男性限定のヨガクラスを開催します。


内容はビギナー向けなので、ヨガがはじめての人も、体が硬い人も、体力にあまり自信がない、という人も楽しめます。


●最近体型の変化が気になる

●体を動かすのが億劫に感じる

●生活習慣病を予防したい

●ストレスが溜まっているので解消したい

●夜ねれない

●朝起きれない

●ついつい食べ過ぎてしまう

●動画を見ながら筋トレやストレッチをしても続かない

●趣味のアクティビティのパフォーマンスを上げたい


上の内容に一つでも当てはまったら、この機会にヨガをはじめましょう!


普段から体を動かしている体力自慢の人には負荷が高めの練習方法をお伝えするので、トーレーニングにもいいですよ。


まずはリーズナブルに1ヶ月のお試し開催。


予約もいらないので、少しでも気になった方はまずは気軽に参加してみてください。


どんなことをするのか参考までに、以下のページ中段にある動画をさらっと見ておいてもらえると嬉しいです。


はじめての方へ


みなさまにお会い出来るのを楽しみにしています!


【日時】

6/14(土),6/28(土)

9:00~10:00


【持ち物】

ヨガマット、動きやすい服装


【場所】

スタジオビーチハウス松本スタジオ

長野県松本市 大手1-3-26 1F


【料金】

1500円(現金のみ)


宣伝になる写真がないので最近の自撮りをアップしておきます。僕は全体的にもう少しがっしりとした体型を目指しているところです。一緒に楽しく体づくりしましょう!

長野県の麻績村で開催されたイベント「ナマステ麻績村」でヨガの体験クラスを行いました。

ナマステ麻績村は今年で2回目。


朝からほぼ雨降りの一日でしたが、メインイベントの薪火ビリヤーニ食事会には100人近い人が集まる盛り上がりをみせました。

ビリヤーニ以外にもチャパティの体験クラスやインド雑貨、地元の特産品などの販売やキッチンカー、インド舞踏の鑑賞会など、インドと麻績村の魅力全開のイベントでした。

ヨガの体験教室は雨のため室内開催となりました。スペースの都合でぎゅうぎゅうのクラスでしたが、きっと皆さんヨガの気持ち良さを感じていただけたかと思います。

また、今回のクラスではありがたいことにマンドゥカ社に協賛いただいてヨガマットの貸し出しをしていただきました。僕がアシュタンガをはじめた時から愛用しているマンドゥカマットの使い心地をみなさんに味わっていただけたことをとても嬉しく感じています。


参加者の方にインド人男性がいたのも印象的。この日が僕が人生で初めてインド人に直接ヨガを伝えた日です。日本人の自分があべこべにインド人にヨガを伝える日が来るなんて、10年前の自分は考えもしなかったと思います。人生本当に何が起こるか分かりません。笑

イベントの締めはタミル舞踏の鑑賞会でした。きらびやかでこれぞインド!という衣装に身を包みつつも、親しみやすい踊りで観客を引き込んで、最後はみんなで笑顔で踊る。インドの良いところが全部詰まったようなとても楽しいひと時でした。

その昔バラナシに滞在してシタールを習っていた時に鑑賞して以来、インド舞踏はずっと僕にとって憧れです。イベントの最後に素晴らしい踊りを間近で見ることができて、とても嬉しかったです。


もし3回目が開催されるなら、ぜひ皆さんに参加してほしい最高のイベントです。改めまして、関係者みなさま、来場者のみなさま、ありがとうございました!




お土産もいい感じ。

先日は諸々の都合で朝シェアオフィスで練習をしました。


マットがなかったので手元にあったビニールシートを板貼りの床に敷いての練習だったのですが、改めてヨガマットのありがたさを痛感しました。

古い映像で、クリシュナマチャリヤ先生が土の上にゴザだけ敷いて練習していたりもするので

「弘法筆を選ばず」

などとかっこをつけてやってはみたものの、手足は滑って安定しないし、床はゴツゴツ痛くってガルバピンダなんか全然無理。どうにかフルプライマリーはやりきったものの集中できた、とはとても言えませんでした。

ふだんは気にもしなくなっていましたが、文明の利器の素晴らしさ、人類の叡智の偉大さを体感できました。


本来だったらどんな状況であっても集中を保つのがヨガの練習の勘所と言えるのかもしれません。ですが、まだ僕のレベルではできるだけ集中できる環境を作る努力が必要です。


これからマットを新調しようという人は、できればホームセンターなどの安いものではなく、もう少しだけよいものをチョイスしてくださいね。


安いマットはすぐボロボロになってしまい結果コスパも悪いし、滑りやすくてグリップ力もありません。なので、ちょっといいものを買って丁寧に手入れしながら使うほうが断然オススメです。


なお、僕が使っているマットはマンドゥーカ(Manduka)の製品です。

https://puravida.co.jp/collections/manduka?srsltid=AfmBOoqxM5JwvH_vUC7YsuEYhOvEDRRMRZDY_OfrGl0Wk3hXinDQSidP

写真 @kemmy_film


「ヨガマットのベントレー」とも称されるマンドゥーカのマットはアシュタンガ練習生に絶大な人気を誇っており、耐久力、グリップ共に抜群です。僕も今のマットを10年以上、週5,6日は使っていますが全くへたる気配もありません(写真は出先で使っているプロライト)。


マットに限った話ではないですが、道具は安いものを使い捨てするのではなく、良いものを長く大事に使いたいですよね。これからの時期は汗もかきやすくなるので、練習後はスタジオでも家でも構いませんが、マットを拭いてあげてくださいね。


お手入れ方法は色々あるけれど、以下のリンクの内容がシンプルでおすすめです。

https://www.nike.com/jp/a/how-to-clean-yoga-mat



今月からマイソール松本の営業日数を少なくしています。


スタジオを開けてない時も、もちろん自宅で練習してほしいと思っていますが、「家だと集中できない」「場所がない」

という声を耳にします。


最高の練習ができるように何もかも完璧に整備できれば良いですが、それはなかなかできることではありません。なので、できることから少しずつ試していってくださいね。


まずは家の中にマットを敷くスペースを確保して、太陽礼拝とクロージングの20分セットだけでも早起きしてやってみてください。早起きするための秘訣は早く寝ること。場所は結構どうにかなるものです。


僕は先日シェアオフィスの一室を掃除して、物を押しのけてどうにか練習しましたが、家の廊下やキッチン、ベランダなども意外と使えたりします。色々工夫して練習を継続してくださいね!


月曜はオンラインでレッドクラスとビギナークラスがあるので、それもできるだけ利用してみましょう。オンラインクラスに慣れていないとはじめは戸惑うかもしれませんが、きっとすぐ慣れると思います。


本来アシュタンガヨガは週に5、6日練習します。


初心者の人は体力的に厳しかったりすると思うので、最初は少なめの日数からスタートして徐々に増やせばオーケーです。


でも、練習に慣れてきたみなさんは、ぜひ週5、6の練習を目指してくださいね。フルプラクティスする時間がなくても、その時できることをやれば大丈夫。太陽礼拝だけでも、きちっと毎日続けることが大切です。


毎日の練習が習慣づくと、日々の生活も練習も劇的に変わります。


例えて言うなら、皆勤賞のピッカピカの勲章がいつも胸にぶら下がっているような気分とでも言いますか、圧倒的な自信が自然と胸の内から湧いてきて、毎日を生き生き暮らせます。


毎日練習できてない人は、まずはお試しで1ヶ月!ちょっと気合いを入れて毎朝練習してみましょう!

うちの生徒さんもほぼマンドゥーカのマットです。カエルのマークが目印。

昨日は岳都・松本「山岳フォーラム」主催の朝活イベント、Good-morning Trekking Clubに参加してきました。

浅間温泉の大音寺山を1時間ほどゆっくりのんびり、みんなでおしゃべりをしながらトレッキングするというこのイベント。初回ながら10名程が集まって賑やかに初夏の山歩きを楽しみました。

大音寺山は標高887mのいわゆる里山。道はしっかり整備されていて歩きやすく、頂上までは3、40分ほどです。ふもとからさっと上がれてしまうけど、北アルプスの絶景がしっかり楽しめる、とても親しみやすくて良い山だと感じました。

道中は参加者のみなさまから、大音寺山に関する逸話から山野草についてなど、色々と教えていただきました。普段は1人で登ることが多いですが、詳しい人にガイドしてもらいながら登るのも贅沢な感じがして良いですね。


昔はとにかく有名な山をとりあえず登ってみよう、という登山ばかりでしたが、やっとこういう低山の魅力がわかるようになってきた気がします。気が向いた時にさっと気軽に登れる山があるというのは本当にありがたいものです。まだ山登りをしたことがないという人は、次のお休みはぜひ近くの里山に遊びに行ってみましょうね〜


主催されたみなさま、一緒に歩いてくれた参加者のみなさま、楽しい時間をありがとうございました!

解散後は1人で近くの温泉、仙気の湯へ。江戸時代から続く公衆浴場の仙気の湯は気さくな番台さんが出迎えてくれる趣きある温泉で、しっかり熱めのお湯がトレッキング後に最高です。


まだ気仙の湯に行ったことがない人はぜひお試しください。


Good-morning Trekking Clubは毎週木曜開催。


【時間】

6時~7時頃

【集合場所】

浅間温泉ふる里公園無料駐車場

【参加要件】

なし 事前申し込み不要 参加可能な日に自由参加 当日の開始時間に集合場所へ

【参加費】

無料

【各種問い合わせなど】

Instagram 

@a.k.a.motch@gmail.com

@gakuto_matsumoto

@mt.sustainable.team 

松本市のインド料理屋さん、BABAじぃとのコラボ企画「ヨガと南インドの朝ごはん」開催しました。

普段BABAじぃに通っている常連さんや、うちの教室に通ってくれている皆さん、まったくご新規の皆様も、みんなで一緒にヨガをして超絶美味なインド料理に舌鼓を打ちまくった最高の1日となりました。

お集まりいただいた皆様、この日のためにドーサ用の鉄板を新調してくれたBABAじぃの藤田さん、ありがとうございました。

今回は店内パンパンで窮屈だったと思うので、次回はテラス席を用意できたらいいな、と勝手に思っています。なお、この日はイベント後も夕方までティファン目当てで人待ちがあったもようです。また次回、みんなで美味しいインド料理を食べましょう!お待ちしています!

少し時間が経ってしまいましたが長野県松本市のカモシカスポーツ山の店松本店にて、「山岳事故予防のためのヨガ講座」を開催させていただきました。

講座は、カモシカスポーツ副店長より近年の山岳事故に関する情報の共有、予防のポイントなどのシェアから始まり、山岳事故予防ためのストレッチ、日頃の心身のトレーニングにうってつけのアシュタンガの太陽礼拝、一連の立位のポーズという内容でお届けさせていただきました。


2日開催で老若男女問わず、ヨガが初めての方からベテランさん、これから山を登りたいという方もいればかなりシリアスなクライマーさんまで、様々な方にご参加いただき両日ともに満員御礼となりました。

改めましてご参加いただいた皆様、カモシカスポーツスタッフの皆様、ありがとうございました。皆様が事故なく、末長く山を楽しめるようにお祈りしています。


できれば、ご自宅で太陽礼拝を練習してくださいね!また次回!

2025年4月から、マイソール松本の料金を改定して値下げします。


【理由】世間が値上げばかりしているので


なんとも世知辛い世の中ではありますが、ヨガはみんなに続けてほしいし、美味しいものだって食べてほしいです。なので、うちは流行りと逆を行かせていただきます。


料金の改定は4月1日から。改定後の価格は以下の通りです。


●マイソールパス 17,000円

●10回券 18,000円

●5回券 10,000円

●ドロップイン 2,500円


パスと回数券はマイソール松本、マイソール安曇野、マイソール辰野で共通利用が可能です。


まだ松本以外はクラスをスタートしていないので想像になりますが、安曇野と辰野は比較的賑やかなクラスになるのかな、と思っています。ビギナーの方が多いと思うので自然と指導も多くなり声が飛び交う感じになりそうです。


一方の松本は、できるだけインドの伝統的な雰囲気を再現したいと思っているので静かめです。理想は呼吸音とマットが擦れる音くらい。みんなぎゅっと集中して、呼吸と自分の内面に意識を向ける練習をしています。


マイソールクラスはどこも醸し出される雰囲気が違います。「みんな違ってみんないい」のはもちろんなのですが、やはり母なるインドをリスペクトする身としては伝統的な雰囲気を大切にしたいところ。なので、他のマイソールクラスで練習していても、たまには松本に練習に来てくれたら嬉しいです。


今回もやっと長かった冬を越え、いろいろ春めいてきたところです。


でも、世間は暗いニュースばかりでうんざりです。で、明るい話題が見当たらなかったら、自分で作ればいいんじゃん。


と思い立ったのがつい先日。そこから目下、何かできることはないかなーと思案を続けてます。


一人で世界中に火を灯すのは無理だけど、庭先くらいまでならいけるかも。みんなが同じ気持ちになったなら、世の中だいぶ明るくなるんじゃないかと期待します。


とりあえず値下げはしたので、あと何か。良いアイデアがあったら教えてくれたら助かります。



私ごとになりますが、ここ数年冬場はひっそりとやさぐれた気分で過ごしています。


うちのあたりは冬場の冷え込みがきつい為、まだ小さい娘が妻の実家に身を寄せてしまうのが理由です。笑。男1人で数ヶ月を過ごす為、やさぐれ気分からの不摂生が祟ってこの時期は毎年体が重いのですが、ここから夏にかけて、いつも一気にデトックスが進みます。


4月をスタートとして夏が来るまで3ヶ月。それだけ集中して練習すれば色々なことが変わります。6パックを目指すもよし、この夏一気にモクシャに到達したいという欲張りなあなたも応援します。


あと少しで新年度!4月から心機一転練習を楽しんでいきましょう!

4/29(火祝)はインド料理屋さんのBABAじぃとイベントです。

朝からがっつりヨガをして、お腹をペコペコにしてからBABAじぃで南インドの朝ごはんを食べましょう!


メニューは南インドのタミルナドゥのティファンセット(バナナリーフで提供)


【南インドの朝ごはん】

●ポンガル

●ワダ

●ドーサ(スモール)

●サンバル

●チャトニー2種

●チャイ(食後)


ヨガでデトックスされた心と体に染み入るメニュー✨おいしいですよー!


ヨガは2クラスから選択できるので、未経験の方も、ふだん運動不足の方も、バリバリのアシュタンギも楽しめる内容です。ご予約お待ちしています!


【日時】

4/29(火祝)

※ヨガはどちらか1クラスを選択


◉ヨガ フルプライマリーレッドクラス 

6:30〜8:15


◉ヨガ ビギナー 

8:30〜9:30


◉ティファン 

10:00〜11:30


【場所】

ヨガ 日本アルプスヨガセンター 大手1-3-26

ティファン BABAじぃ 上記から徒歩30秒


【料金】

3,000円


【予約】

お手数ですがメールでお願いいたします。

japanalpsyogacenter@gmail.com


メルマガのサンプルです。サンプル公開は一旦これで終了です。購読希望の方はお手数ですがメールでお知らせください。



みなさま、おはようございます。日本アルプスヨガセンターの鳥井です。3月の満月から2日遅れての発行となりましたメルマガVol.12。今回もとりとめのないよもやま話になりそうですが、よろしくお付き合いいただけたらと思います。


僕の住んでいる長野県の山間の町は未だに朝方の気温は氷点下。昨日から雪が降り続いてまた冬に逆戻りです。でも、五寒二温くらいを繰り返し、少しづつ確かに春の足音は聞こえてきています。おかげさまで今年も五体満足健康に冬の山場は超えることができました。


ヨガをはじめてこのかた、睡眠不足と疲労にやられている時以外は健康なのが当たり前となっていて、滅多に風邪をひくこともお腹が痛くなるようなこともありません。健康なのが普通ということはとてもありがたいことですが、あまりにも当たり前すぎて最近はそれに感謝するようなことも滅多になくなって、この度改めてそれってすごいことだよなー、とヨガの恩恵を噛み締めているところです。


ヨガの練習を続けていくことで、筋力や柔軟性などの身体能力は向上します。そして、それだけでも多くのポジティブな変化を感じます。ですが、ヨガが他の運動と異なる部分はそれに加えて、種々の生活面における変化が否応なく付随してくるところです。


ヨガとある程度真剣に向き合うとヨガの様々な教えに触れていくことになると思います。その中には仏教にも通づる「足るを知る」や「不殺生」などの勧戒や禁戒のようなものも含まれます。


たとえそういった教えと真剣に向き合うつもりがなくっても、日々アーサナの練習を続けていくと、なんとなく自分のライフスタイルがそういったヨガ的な方向に向かっているのに気づく瞬間がやって来ます。


毎朝練習をするとしたら、その時間を作るだけでもなかなか大変で、そのためには1日の中でよけいなことをしている暇はありません。その結果、ライフスタイルはよりシンプルに洗練されたものになっていくのが通例で、食事や服装、趣味や娯楽に至るまで、無駄なものが徐々にそぎ落とされていくことになるはずです。


目標のために何かをするのではなく、逆にしないことを増やして身軽になっていくこの感覚は特別で、物質的にも精神的にも手放せるだけ手放した後に残ったものは、自分にとってかけがえのないものなのだと気づくに至ります。これまで当たり前に手元にあった物事の、手触りが以前と異なっていることに気づきます。そうして自然と、自分の周囲に残された大切なものだけと、人生を歩みはじめます。


このメルマガは、ヨガ初心者の方から超ベテランさんまで様々な方々が読んでくれています。10年20年練習を続けている方に今更僕が何かいうことはないですが、まだヨガが習慣になっていない方は、ぜひ騙されたと思って練習を続けてくださいね。説得力があるかはわかりませんが、僕はあんまり人を騙すことはありません。笑。


うちのHPにシャラート先生の練習用動画をまとめたページを作ったので、よかったら参考にしてください。慣れないうちは毎日少しづつコツコツと。一日10分でも良いのでなるべく毎日やりましょう。健康が当たり前って本当に良いことです。

https://www.naoki-ashtanga.com/


今取り組んでいるシャラート先生の著作『Ageless』の翻訳は現在中休み中で、上訳の開始までは後ちょっと。自分の訳を見返しながら、改めて良い本だな、と感銘を受けています。たとえありふれた言葉であったとしても、誰の口から発せられたかということは重要で、僕にとってはやっぱりシャラート先生が言ってくれたからこそ響くメッセージというのが多々あります。


本の後半で、先生はマハーバーラタの物語に少し触れています。主人公の1人、ユディシュティラが騙されて与えられたカーンダヴァプラスタという不毛の土地を、インドラプラスタという理想郷へと変えた、というこのくだりは本全体の中でも僕が特に好きな部分です。苦境にあってもそれをものともせず、理想のために最善を尽くすというあり方は、僕たちがこれからの時代を生きていくために決定的なヒントだと思っています。


思い描く暮らしを求めて場所を転々と変えるのではなく、その場所で何ができるのか。自分の思いと振る舞い次第で、どんな状況であってもより良い毎日を送ることはできるはず。本当に充実感を感じて人生を楽しめる瞬間は、「より良い結果」を手にした時ではなく、その結果に向かって努力を重ねる日々そのものだからです。


僕はマハーバーラタはきちんと読んでいませんが、インド神話には僕ら現代人もハッとさせられるような教訓めいたお話がたくさんあります。僕がこれまでに読んだ中でのおすすめは『インド神話物語ラーマーヤナ』。すごく読みやすくまとめられていて、読んでいて爽快感がありますよ。インド神話に興味がある方はぜひ手にとってみてください。


と、本の話などをしだすときりがなくなってしまうので、そろそろ終わろうと思います。


これからしばらくはスケジュールが多忙を極めると思うので、次回いつメルマガを発行できるかわかりません。なので、締めに何か良い感じのことを言いたくて、あれこれ思いをめぐらせながらこれを書きました。


色々と翻訳関連の話なども思いついたのですが、最後まで残ったのは最初に思いついた映画の名台詞。


とても有名な映画のとても有名な言葉なのでおそらくみんな知っているとは思いますが、やっぱり良いものは良いと思うので紹介しておきますね。


「Life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.」


映画って本当に良いものですね〜。


では、どうぞみなさま、良い日曜日をお過ごしください!

鳥井ナオキ

長野県の辰野町で4月から週に1日、アシュタンガヨガのマイソールクラスを開講します。

辰野は僕が長野に移住してから、たくさんの人にお世話になりながらはじめてアシュタンガヨガのクラスを開催した町です。以前辰野町で一緒に練習していた皆さんもぜひこの機会に練習を再開しましょう!


会場となる&garageは複数の店舗が軒を連ねて盛り上がりをみせているおしゃれなコミュニティスペースです。遠方の方も、辰野近郊を散策がてらぜひ遊びに来てください。


なお、&garageの代表はプロ顔負けのダンサーでありながら、行政と連携しての地域の空き物件の再開発や学習塾経営などを手がけるハイスペックな次世代型のヒップホッパー。スタジオでは彼自身のレッスンはもちろん、ハイレベルな講師陣による様々なクラスが受講できます。


ヨガ以外にも、気になるクラスがあったらぜひ体験してみてくださいね!


マイソールクラスの詳細は以下からどうぞ。


マイソール辰野


この春皆様とお会いできるのを楽しみにしています!


2025年4月から長野県の池田町CANOA YOGA studioで週に1日、マイソールクラスを開講します。

毎週月曜日の11:00~13:00、新月と満月の日はお休みとなります。


家事が一段落した後で、または月曜日がお休みの近隣の方はぜひ練習に来てください。


週に1日のみの開催となるので、それだけだとなかなか練習内容を覚えるのは難しいと思います。ですから、クラスに参加した後は、できるだけ家で自主練をして内容を復習するようにしてくださいね。


自習練用の動画を置いておくのでぜひ、動画を見ながら自分で練習してください。


気長に、無理なくコツコツと自分のペースでアシュタンガヨガを練習していきましょう。


以前一緒に練習していた皆さんも、ぜひこの機会に練習を再開しましょうね!


初回の4/7はこれからアシュタンガヨガをはじめる人のためのWSとなります。


マイソール安曇野の詳細は以下からご確認ください。


皆様とお会いできるのを楽しみにしています!


マイソール安曇野

練習用動画



メルマガのサンプルです(若干修正あり)。



アシュタンガヨガ練習生のみなさんおはようございます。


いよいよ寒さ極まる毎日ですが、アシュタンガ練習生のみなさんは元気にしていることと思います。


僕は机にかじりついてデスクワークに勤しみつつも(正確にはこたつ)、かちかちに固まった背骨をほぐすべくあれこれ試行錯誤しているところです。


まだ劇的な進展はないものの、ともあれ、目の前に目標があるというのは良いことだな、と感じます。


さて、今日の話題は珍しく時事問題から(珍しい)。先日行われた日米首脳会談に関してです。


各種メディアは会談は成功したとして、石破さんの株が上がっているようです。ついこの前までは売国奴扱いだったのに、この手のひらの返しようは、ほんとよくも悪くも日本的だな、と思います。笑


僕は政治に関して無知なので、全体的な内容に関してはノーコメント。


会見の内容で気になったのは、一部で話題になっていた、通訳の人の名人芸についてです。


会談で

「米国が日本の輸出品に関税を課した場合、日本は報復するか?」


という記者の質問に対する石破さんの返答を通訳の人が


「I am unable to respond to a theoretical question.」


と訳したという部分。この返答に対し場内で笑いが起きたことに対してネット上では当初色々な意見が飛び交っていたようです。(笑いが起きたのは、「仮定の質問には答えられない、というのが日本政府の定番の回答である」というジョークに対して)


ここで使われている「theoretical」という単語のニュアンスが焦点で「通訳の人が誤訳した」という指摘をした方に対して、方々から「まったく間違いではない」と訂正が入っています。ポイントは「hypothetical」という単語とのニュアンスの違いなど。


まとめの記事になりますが興味がある人は読んでみてください。

https://www.haradaeigo.com/haradeigojournal7/

(なお記事の中でコメントが転載されているバイリンガルニュースは僕がよく聞いているポッドキャストです。時事ネタのチョイスが面白いので英語に興味があったらオススメです)


この件で改めて感じたのは、ネットを含め公の場で自分の意見を言うというのは本当に大変なことだな、ということ。ちょっとしたことでもいつ何時炎上するかわからない今のご時世、それが良いか悪いかは置いておいて、声高に人を非難するのは覚悟がいることですね。


あとはやっぱり翻訳に関して。言葉は本当に繊細で、その繊細な部分が大切だということです。


僕が翻訳をする時ももちろんそこの部分に気をつけて、わからない部分はできる限り調べるようにしてますが、どうしてもネイティブの人にしか拾えない感覚というのがつきものだと感じます。


なので、翻訳の仕事でネイティブチェックはとても大切な工程です。今のプロジェクトでも、前回同様にとても優秀なバイリンガルのアメリカ人がチェックを入れてくれる予定なので、そこのところは安心しています。


言葉の使い分けは本当に難しいものだと感じます。それは英語でも日本語でも、もちろん同じです。


以前から気になっている日本語で、「淡々」という言葉があります。


これアシュタンガだとけっこう「淡々と練習する」という使われ方を耳にします。僕も昔はこの言葉を使っていたことがありましたが、今は使うのをやめました。これ、用法が複雑なので誤解を招きやすいと思うんです。


「淡々と練習する」という場合、言いたいこととしては、「フィジカルでもメンタルにおいてもアップダウンがない様子」「一喜一憂しない」「感情的に落ち着いた様子」そんなところだと思います。


「淡々」を辞書で引くと

「こだわりがない・冷静な判断ができる・物静か・関心が無い・無駄に・予定通りに・薄い」


などの意味が出てきます。一見すると練習に対して使う場合間違ってはいないように感じるのですが、用法によって微妙にネガティブな意味も含まれることと、同音異義語の「坦々」との混同があるように感じています。


「坦々」の意味は辞書では

「 1 地形や道路などのたいらなさま。「 坦坦 と続く道」 2 何事もなく時の過ぎるさま。変化のないさま。」


と出てきます。アップダウンのない安定した練習という意味ではこちらの方が正しく感じますが、こちらもやはり微妙に「平凡な様子」というようなネガティブ要素が含まれています。


なので練習を形容する場合はどちらかというと「粛々と」「黙々と」あたりが良いのかな、と最近では思っています。


「淡々と」の用法で出てくる「執着のない様子」「水のように動く様」というワードはとてもしっくりくるので捨てがたい気はするのですが、誤解を招きやすい表現は避けようという考え方となります。


この件の参考記事

知ってる? 「淡々」と「坦々」の違い

https://mdpr.jp/other/detail/2232096

坦々なのか淡々なのか耽々なのか。やっぱり上甲さんの言葉選びが好きです。@ぴあ

https://ameblo.jp/amiho0923/entry-11997076784.html

「淡々と」とは?意味や使い方をご紹介

https://word-dictionary.jp/posts/5010


なお、僕は最近「うがった見方」という言葉の正しい使い方を知りました。「ひねくれたものの見方」というのが一般的だと思っていたのですが、本来は違う意味なんですね。言葉の意味は変化していくものなので、間違いと言い切るのはなんでも難しいと思うのですが、知ってて使うのと知らないで使うのは大違い。気をつけようと思います。


この件の参考記事。とても面白いので是非どうぞ。

「うがった見方」は,良くないのか。

https://www.bunka.go.jp/prmagazine/rensai/kotoba/kotoba_002.html


さて、こんなことを長々書き出したのも、やっとAgelessの一次訳の終わりが見えてきたからです。一次訳を終えたら一度ネイティブチェックに回して、それからいよいよ上訳です。

大変ではあるけれどここからが一番楽しいところです。


上でも触れているように、言葉のニュアンスは大切で、翻訳においては辞書に書いてある単語を単純に移し替えてもそれを汲み取ることはできません。結果、直訳とは全く異なる表現になることもしばしばで、それこそが訳者のセンスが問われる醍醐味的な部分です。


気を引き締めつつ、楽しみながら取り組みたいな、と思っています。


最後に、とても有名な神翻訳を1つだけご紹介。


1946年の映画「ジョルスン物語」での主人公の決め台詞です。

"You ain't heard nothin' yet!" (直訳:あなたはまだ何も聞いてはいない!)

字幕「お楽しみはこれからだ!」


本当、かっこよすぎです。この字幕をつけた高瀬鎮夫さんはかの有名な「君の瞳に乾杯」を生み出した人でもあります。天才、という言葉は本人の努力を無視しているようで好きではないのですが、やっぱり天才だなと感じます。


この件に関連する好きな記事↓

https://www.cosmo.bz/cosmonet_bn/mizo/2009/0901index.html


気づけばまた月が満ちていて、1ヶ月という時間の短さをひしひしと感じています。


登録している翻訳会社から支払い調書が届いて、確定申告の準備をまったくしていないことを思いだして少し焦ります。


1カ月も1年も、振り返ってみるとあっという間。


いつも自分に言い聞かせていることですが、1日1日を大切にしたいなと改めて思います。

みなさんも毎日を大切に、まずは今日一日をご機嫌に過ごしてくださいね!