詳細プロフィールとメッセージ

【ごあいさつ】

はじめまして。アシュタンガヨガ信州を主宰しています鳥井です。数あるヨガの流派の中でもアシュタンガヨガに興味を持って、このサイトを訪れていただいたことをとても嬉しく思います。


ここではこれから一歩踏み出してアシュタンガヨガ信州へ通ってみようという方へ向けて、講師の僕の経歴などをお伝えします。だいぶ長くなりますが、講師の人となりをある程度知っていた方が初めての方の不安が減るかな、と思っての試みです。


こうして改めて自分の人生を振り返ってみて感じるのは、自分がとても平凡な人間だ、ということです。有名人のプロフィールに出てくるような華々しい経歴は僕の人生前半には全くありません。でも、だからこそ、平凡な自分がコツコツと努力を積み重ねた結果の「今」がとても価値あるものに思えます。


いまだに毎日がチャレンジの連続で、日々思い悩んで惑いながら生きています。


ですが、声を大にして言えるのは、「これまで生きて来た中で今が一番おもしろい」ということ。


大変なことはあればあっただけ、不安や悩みも多ければ多いほど、それを乗り越えて得られる喜びは大きくなるのかな、と思ってます。こんな自分のこれまでが、みなさんの新しいチャレンジを少しでも後押しすることになったら幸いです。

【幼少期〜小学校時代】

千葉県千葉市にて、典型的な昭和のサラリーマン家庭の3人兄弟の末っ子として生まれます。幼少期は喘息を患っており体が弱く、家で読書やゲームをして過ごすことが多かったです。体調不良で学校を休んでおきながら家でずーっと遊んでるタイプの子供。成長に従って次第に喘息の症状が軽くなり、小学校4年生の時にはじめたバスケットボールに夢中になってから、目覚ましく体が強くなりました。6年生の時は器械体操部にも所属。なお、小学校高学年時に両親が離婚して、自他ともに認める天邪鬼な性格はこの頃から形成されはじめたのだと思います。


【中学校〜高校時代】

中学校1年の時に文化祭で見た先輩のライブ(東京事変の長岡さんがギターを弾いていた!)に衝撃を受け、在籍していたテニス部をやめてギタリストへの転向を決意。以降、大学卒業後まで人生の中心に音楽が据え置かれることになります。主に洋楽を好んで聞きました。


高校は私学の進学クラス。文系全振りで国語と英語は高偏差値だったものの数学は三角関数で挫折。全体としては音楽に情熱を注いでいたため学業は二の次でした。音楽の機材を買い揃えるために放課後はバイトの日々。そんな青春時代です。予備校で習った英語の内容を友人によく教えていたのですが、今思えばそれが「人に何かを教える」ということの原体験だったように思います。


【大学時代】

「英語は独学で習得できる。あともう一言語習得しておけばきっと将来食いっぱぐれることはない」という安易な考えで大学は中国語学科を選択。結果英語も中国語も中途半端なまま卒業を迎えることになります。バンド活動は結成直後が最盛期。最初はライブハウスがぎゅうぎゅうになる興奮に酔いしれましたが、その後特に目立った活動をしないままバンドへの熱意も冷め気味になっていきます。思い返せばバイトに明け暮れて遊び倒した4年間でした。


ちなみに、この頃に母親の本棚にあったヨガの本を見ながらたまにストレッチをはじめます。僕のヨガ経験は厳密に言えばここが始まり。当時はただのエクササイズとしてギターの練習で悩まされていた肩こり解消目的で取り組んでいました。

【大学卒業後】

卒業後はしばらく職を転々とすることになります。当時はなんでもよいので書き物ができる仕事を探しており、正社員で勤めたのは某ニュースサイトの芸能ライター、某パチンコ関連ポータルサイトのライターなど。どれもあまり長続きせず退職し、当時二人暮らしをしていた母が亡くなったのを機にドロップアウト。高校時代に『深夜特急』を読んでからずっと憧れていたバックパッキングの旅にヨーロッパとアジアへ出かけました。この時訪れたインドのバラナシで、人生で初めてヨガをインド人から習います。が、率直に言って全く楽しめず特にそれからヨガにハマることはありませんでした。この旅のハイライトはアイスランドのオーロラとエジプトのピラミッド。一生忘れない体験です。


帰国後は某電機メーカーの営業マンとして働きはじめます。茨城に転勤させられ4年、千葉で数年。営業目標達成のため数字に追われる日々を送ります。年間目標をほぼ達成していたのが自慢で、かなり自信がつきました。この時期に腰椎椎間板ヘルニアを患って、友人から習った腰痛緩和のアーサナをひたすらやり続けていましたが、まだ「ヨガを練習している」とは言いづらい状態。


その後、会社がジョギング用のイヤホンを発売したことから、モニターとしてジョギングを開始。足腰が強くなったのでおりからの山登りブームに乗っかって山登りを開始、その流れでボルダリングを開始、と徐々に嗜好が健康的になっていきます。

【アシュタンガヨガと出会う】

結婚後夫婦でかねてより憧れていた長期海外旅行へ出かけます。出かけた先は主にアジアと南アジア、オセアニア。移住候補地を探すために国内も回ります。当初は世界一周を目論んでいましたが、インドのリシケシでアシュタンガヨガを体験してから旅を中断し、インドへ通いつつヨガに励むことになります。


一番の思い出はネパールのアンナプルナ山の周りの村々を訪ねて歩くアンナプルナサーキットと呼ばれるトレッキングコースをガイドやポーターなどを雇わず回ったこと。ルート中の核心部分、標高5,000mを超える「世界最難関の峠越え」と称される雪深いトロン・パスを無事通過した時の感動は今でも忘れません。あとはクライミングスポットとして有名なインドのハンピやオーストラリアのグランピアンズを訪れてボルダリングしたのもよい思い出です。

帰国後は拠点を東京へ移して働きつつMysore Tokyoへ通いながらアシュタンガヨガに注力していくことになります。北アルプスの山荘やパートナーストレッチのトレーナー、カード会社やゲーム会社での社内翻訳者など様々な仕事を経験しましたが、共通しているのはヨガを学びながら、インドへ通いながら糧を得られるスキルを学ぼうとしていた点だと思います。


カード会社では海外でのカード不正利用などの調査をする国外担当チャージバックアナリストを務めるかたわら、ビジネス文書の翻訳をしていました。その後勤めたゲーム会社では人気オンラインゲームのサポートチームの一員として、ブログの執筆、翻訳などのサポートサイトの運営、ゲーム内翻訳のレビューなどの業務に携わりました。


ヨガを学びつつ、働きつつ、全国通訳案内士資格(結局資格取得は挫折)やTOEICの勉強に励んだ30代。人生で一番勉強に時間を費やした時期でした。そんなに長く働いたわけではないですが、上記2社で経験を積ませていただいたおかげで、その後曲がりなりにもフリーランスの活動をはじめることができたのだと思います。


スタジオでアシスタントを務めながらヨガの指導も少しづつスタートし、最初は友人数名に。次は渋谷のTokyo Yogaでインストラクター。そして広島へ移住して自分でマイソールクラスを主宰します。

【現在】

新型コロナをきっかけに長らく憧れの移住候補地だった長野に居を移し、自然の恵みを享受しつつ、その厳しさに翻弄されつつ現在はこうしてマイソールクラスを主宰しています。まだまだクラスが軌道に乗らないためクラス後はバイトをしながら、空き時間でできる範囲の少量のフリーランスの仕事をしています。


最近は少しづつ山登りも再開し、さらには育児もはじまって多忙な毎日です。ですが冒頭に述べさせていただいた通り、人生で今が一番楽しくて、毎日が充実していると感じます。それはとりもなおさず、アシュタンガヨガのおかげです。


インド亜大陸に古くから伝わるヨガの叡智は偉大です。アーサナや呼吸法の練習は心身を強く育んで、聖典に記された言葉は人生の指針を与えてくれます。


もしあなたが健康に不安を感じていたり、人生に迷っているならば、ヨガの教えは必ずその助けとなるはずです。


ですが、僕がここでみなさんにお伝えしたいのは、上述したような「マイナスをゼロにする」過程ではありません。


個人差はありますが、真面目に伝統的なガイドラインに従って練習すれば数年で多くの不調は消えていくと思います。


本当に大切なのはその先です。


アシュタンガヨガの練習は楽しいです。ですが、長く続けていれば、楽しいだけではなく多くの困難を経験します。僕らはその困難を乗り越えて日々練習を継続します。そしてその練習の継続は、体験していない人には決して想像もつかない大きな力を与えてくれます。


果敢なチャレンジによって培われる勇気や、繊細なバランス感覚、物事を冷静に見極める判断力など、毎日の懸命な練習によって育まれる能力は自分の人生を切り開く力となります。それは日々の練習に裏付けされた真の強さです。


ダイナミックな冒険しかり、知的な探求しかり。はたまた深遠なアートの追求やビジネスであろうとも、あなたがやりたいことが何であれ、アシュタンガヨガはその助けとなるはずです。ヨガそのものの探求はもちろん大切ですが、それ以外にも、アシュタンガヨガの練習は、せっかく生を授かったこの世界を楽しむためのヒントを与えてくれるでしょう。


僕が今現在、20年前の自分ではまったく想像もつかなかった人生を歩んでいるように、これから練習をはじめるみなさんも練習を続けていけばきっと思いもしなかった、でも間違いなく素晴らしい人生を歩んで行くことになると思います。


それこそがきっと、アシュタンガヨガが与えてくれる何よりの恩恵です。

英語で


"You only live once."


というフレーズがありまして、僕はこれが大好きです。


人生一度きり。


「いやいや、ヨガ的な世界観からいくと輪廻転生したりするでしょ?」

というツッコミはさておいて笑


これは決して「人生どうせ一度きりなんだから、どうなったって構わないよ!やっちゃえやっちゃえ!」

というような刹那的な意味ではなく


「人生一度きりだからこそ、今を大切に一生懸命毎日を生きていこう」


という意味だと僕はとらえます。


人生には必ず終わりがきます。自分の人生が終わろうとするときに自分が何を思うのか。

何に感謝をして、何を後悔して息を引き取っていくのかを真剣に考えぬいたとき

自ずとその瞬間から日々の行動は変わっていくのではないかと思います。


流れに身を委ねて受け入れていく姿勢も大切です。


ですが「これだけは絶対後悔したくない」という強い思いもきっと湧き上がるはず。


その思いを大切に、それを原動力にして、これからも日々練習を続けていきたいと思っています。


これを読んでアシュタンガヨガをはじめたいと思う人がもしいたら、そのお手伝いをさせていただけたら幸いです。


それこそが、僕がこの人生でまっとうすべき役割だと信じているからです。


僕の人生を変えてくれたこのヨガを、ほんのすこしでもみなさんにお伝えすることができたならこんなに嬉しいことはありません。


ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。


みなさんといつかスタジオでお会いできる日を楽しみにしています!