練習の継続とマットのありがたみ
先日は諸々の都合で朝シェアオフィスで練習をしました。
マットがなかったので手元にあったビニールシートを板貼りの床に敷いての練習だったのですが、改めてヨガマットのありがたさを痛感しました。
古い映像で、クリシュナマチャリヤ先生が土の上にゴザだけ敷いて練習していたりもするので
「弘法筆を選ばず」
などとかっこをつけてやってはみたものの、手足は滑って安定しないし、床はゴツゴツ痛くってガルバピンダなんか全然無理。どうにかフルプライマリーはやりきったものの集中できた、とはとても言えませんでした。
ふだんは気にもしなくなっていましたが、文明の利器の素晴らしさ、人類の叡智の偉大さを体感できました。
本来だったらどんな状況であっても集中を保つのがヨガの練習の勘所と言えるのかもしれません。ですが、まだ僕のレベルではできるだけ集中できる環境を作る努力が必要です。
これからマットを新調しようという人は、できればホームセンターなどの安いものではなく、もう少しだけよいものをチョイスしてくださいね。
安いマットはすぐボロボロになってしまい結果コスパも悪いし、滑りやすくてグリップ力もありません。なので、ちょっといいものを買って丁寧に手入れしながら使うほうが断然オススメです。
なお、僕が使っているマットはマンドゥーカ(Manduka)の製品です。
写真 @kemmy_film
「ヨガマットのベントレー」とも称されるマンドゥーカのマットはアシュタンガ練習生に絶大な人気を誇っており、耐久力、グリップ共に抜群です。僕も今のマットを10年以上、週5,6日は使っていますが全くへたる気配もありません(写真は出先で使っているプロライト)。
マットに限った話ではないですが、道具は安いものを使い捨てするのではなく、良いものを長く大事に使いたいですよね。これからの時期は汗もかきやすくなるので、練習後はスタジオでも家でも構いませんが、マットを拭いてあげてくださいね。
お手入れ方法は色々あるけれど、以下のリンクの内容がシンプルでおすすめです。
https://www.nike.com/jp/a/how-to-clean-yoga-mat
今月からマイソール松本の営業日数を少なくしています。
スタジオを開けてない時も、もちろん自宅で練習してほしいと思っていますが、「家だと集中できない」「場所がない」
という声を耳にします。
最高の練習ができるように何もかも完璧に整備できれば良いですが、それはなかなかできることではありません。なので、できることから少しずつ試していってくださいね。
まずは家の中にマットを敷くスペースを確保して、太陽礼拝とクロージングの20分セットだけでも早起きしてやってみてください。早起きするための秘訣は早く寝ること。場所は結構どうにかなるものです。
僕は先日シェアオフィスの一室を掃除して、物を押しのけてどうにか練習しましたが、家の廊下やキッチン、ベランダなども意外と使えたりします。色々工夫して練習を継続してくださいね!
月曜はオンラインでレッドクラスとビギナークラスがあるので、それもできるだけ利用してみましょう。オンラインクラスに慣れていないとはじめは戸惑うかもしれませんが、きっとすぐ慣れると思います。
本来アシュタンガヨガは週に5、6日練習します。
初心者の人は体力的に厳しかったりすると思うので、最初は少なめの日数からスタートして徐々に増やせばオーケーです。
でも、練習に慣れてきたみなさんは、ぜひ週5、6の練習を目指してくださいね。フルプラクティスする時間がなくても、その時できることをやれば大丈夫。太陽礼拝だけでも、きちっと毎日続けることが大切です。
毎日の練習が習慣づくと、日々の生活も練習も劇的に変わります。
例えて言うなら、皆勤賞のピッカピカの勲章がいつも胸にぶら下がっているような気分とでも言いますか、圧倒的な自信が自然と胸の内から湧いてきて、毎日を生き生き暮らせます。
毎日練習できてない人は、まずはお試しで1ヶ月!ちょっと気合いを入れて毎朝練習してみましょう!
うちの生徒さんもほぼマンドゥーカのマットです。カエルのマークが目印。
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