アーサナ動画撮影時のマイクについて

先日アーサナを撮影する時のマイクについて相談を受けました。


スマホで動画を撮る場合、部屋の広さや壁の材質などの環境によって呼吸音がきちんと収録できないことは多いと思います。


呼吸音が反響するような狭い部屋で、比較的近い距離からの撮影の場合、iPhoneのデフォルトのマイクでも十分呼吸音を拾うことができますが、広い空間で少し距離をとって全身を写しての撮影になるとそもそも音を拾えなかったり、アーサナの動きによって音量にばらつきがでてしまったりすることもしばしばです。


僕は最近は遠目の距離から呼吸音をしっかり収めたい時は、iPhoneにRodeのVideo Mic Me-Lというマイクをつけて撮影します(でも買ってからそんなには使っていない)。

https://rode.com/ja/microphones/mobile/videomic-me-l

すごく高性能で収録音が激変する!というわけではないですが、何せ手軽。ショップのレビューには色々書かれてますが、僕は呼吸音のような繊細な音を遠くから少しでもよく録りたかったら使用した方が良いと思います。


指向性が高いマイクなので、角度や高さなど色々試してそのアーサナ用のベストなポジションを探してみてくださいね。


呼吸音はアーサナ習熟度のバロメーターの1つです。たまにはアーサナを撮影してみて自分の呼吸音の確認するのもいいかもしれません。


僕は最近やっとハンドスタンドでしっかり安定した呼吸ができるようになりました。プライマリーシリーズも、最初から最後まで通してそれなりの音量をかせぎつつ練習ができるようになったので、最近はプライマリーシリーズは少し音量を控えて一定の呼吸音と長さを維持するように練習しています。


要はナバーサナなどの負荷が高いアーサナで全力を出しつつも息を荒げないで安定した呼吸をし続ける、そういう練習です。プライマリーはまぁいけそう。セカンドは一気に難しくなってきます笑。


でもそういう風に、たとえアーサナが増えていかなくても、同じアーサナで呼吸を研究して呼吸で遊ぶ、そんな練習も楽しいものです。しっかり呼吸に意識を向けて練習をして最後の休憩を十分とれば、アドバンスの練習をしなくても心身に変化は起こっていきます。


お手本、というには程遠いですが僕が以前撮った太陽礼拝Bの動画を載せておきます。これは上で紹介したRodeのマイクで録ったもの。5:30にスタジオに来て朝僕と一緒に練習するタイミングがある人は呼吸やヴィンヤサなど参考にしてもらえている部分もあるかもしれませんが、タイミングが被らない皆様の為に載せておきます。


昔、WSで勉強させてもらってお世話になった人が言ってくれた「お前は生徒さんに背中を見せた方が良い」という言葉がとても胸に響いて、今でもよく覚えています。


そんなわけで、僕がたまに6:00を過ぎても練習を続けていたりするのはただの遅刻ではなく、そういう意図があったりもするわけです。本当です。


いつも来てないみなさんも、たまには5:30にきてみてくださいね。みんなで練習しましょう!



アシュタンガヨガ信州

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